トップウォーター(浮力が高く、水面に浮くルアーのこと)は、バス釣りに限らず、ナマズ釣り師の中でも不動の人気です。
やはり、その魅力は、目の前で、水しぶきを上げながら激しくアタックしてくる姿を目の当たりにすることに尽きる。
特に、トップウォーターの面白さが分かりやすいのがこの時期。
雨などで湿度が高いと虫が低い位置を飛ぶようになり、それを捕食するためにハヤやフナなどの小魚が水面へ集まります。
そしてその水面に集まる魚を食べるためにナマズが水面を意識する。これが梅雨や雨の日にトップウォーターが有効と言われている所以です。
ナマズ釣りの場合には、大きく分けてハネモノ系や、バド系、カップ系のトップウォーターに分類されます。
ハネモノ系: ヘドン/クレイジークロウラー etc…
バド系: ヘドン/ビッグバド etc…
カップ系: クワイエットファンク etc…
これらのタイプは、独特の動きや水しぶき、泳ぐ際に出る音など、ルアー自体による激しいアクションによって、初心者でも釣ることが可能です。
魚がボイル(水面近くで大型魚が小魚を追って捕食している様子)しているときはトップウォータープラグの出番。
しかし、ナマズに有効なタイプは、これだけではありません。
今回は、スイッシャータイプのルアーをご紹介。
このプロップペッパーは、ダブルスイッシャーが特長。
スイッシャーとは、前後にプロペラがついているタイプのこと。ロッドでアクションを加えるとプロペラが水を掻きながら前進します。
この時にプロペラが出す音や飛び跳ねた水の音によってナマズにアピールします。多少、風などがあったり、水面が波立つ時にも有効です。
更に、ボディ全体の浮力を抑えたことで、ルアーを吸い込ませ、ミスバイトを大幅に軽減している。河川の堰でベイトフィッシュ(大型魚が捕食している小魚)が水面付近に見られる時には、喰わせのトップウォータールアーとして威力を発揮します。
前回、100円ルアーのフローティングミノーを使用し、連続ヒット。
今回も同様、排水付近の早い流れ込みに着いているナマズ狙いです。
流れのある河川エリアで主食となる餌は、ハヤのような小魚。その細身の小魚をイメージさせたルアーが有効であることが伺える。
ナマズが釣れるルアーは、ジッターばかりではない。スレた時には、違う特徴のルアーを選ぶと、一発ヒットもありうる。
カップ系や同系ルアーへの反応が、どうも低下したなと思われる時に、投入したい。
エリアによって、ヒットパターンはそれぞれ違う。フラホッパーも落ちパクでよく釣れるルアー。
本日、フラホッパーの落ちパクで2匹ゲット!プロップペッパーで5匹。合計7匹。
タイプ別に選んで、いろいろ試されると釣りの幅もグンと広がります。