自然界の摂理

ブラックバスでよく言われるのは、小魚に関して言えば、ワカサギ喰う、コアユを喰う、ということなんですが、実際に調べてみるとその年、その年で一番多くいる魚を喰っていることが報告されている。

 

モツゴが多い年はモツゴ、エビが多い年はエビというように。
人間と違って、これが美味しいから、こればっかり喰うという訳ではないらしい。

 

鳥とか虫などに比べると、魚は餌の選び方に許容度が大きい訳です。
釣りをやっている人の多くは、魚はコレが好きで、これしか喰わないだろうとやっているけれども、実際はそうでもない。

 

だからナマズを釣る時も、その時にいちばん捕食されやすい餌に標準を合わせた方がいいのかもしれない。私は、よく流れのある所で、ペンシルなんかの細身の小魚系ルアーを使うことが多いんですけど、このルアーで狙う際に、よく釣れる場所と、そうでない場所で、ナマズの餌の違いがはっきりと分かることがある。

 

釣れないポイントで面白いのは、何度撃っても、まったく反応がないのに、カエル系のルアーに換えた途端に爆釣りなんて事も。

 

弱いものが増えすぎたら、強いものがそれを食べるということで生態系のバランスが保たれている。まさに食物連鎖が見事にはまっている訳です。
結局、その場所でたくさん発生している餌で狙うのが、理に叶っているのかもしれない。

 

あと、不思議なのが共食いをする習性。
魚は、ウグイでもメダカでも親は子供を喰うんです。ナマズもそう。
そうなると子供は親に喰われないように逃げる。

 

ウグイでも、一番深いところに、デカイのが潜んでいて、浅い所には小さいのがチョロチョロしている。小さいヤツは、大きいヤツから身を守る為に逃げているから、同じ場所にいない事が多い。個体密度が増加すると共食いの率が著しく増加する報告もある。

 

同じ仲間が増えすぎても、餌不足に陥り、子孫を残せないことから、共食いが起こるのだろうか。水中に棲む生き物たちにも、目に見えぬ自然界の摂理が働く。

 

ほんとうに不可思議な世界です。

 
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