ナマズという魚は、廻りの環境によって、体色が変化すると言われる。
この下の写真は、以前、私が釣ったナマズだが、2匹とも同じナマズなのに体色が若干違う。
恐らく、釣れた場所の環境が大きく関係していると思われる。
上が比較的、水質が綺麗な場所で釣れたナマズ。
もう一方は、水質が悪い川。
生き物は外敵から身を守るために、体色を周りの色に同化させることができるものも少なくない。
ここで、ひとつの疑問が起こる。
自然界ではごくまれに、生まれた時から全身の色素がなく、体色が白いものや金色になった“アルビノ”の生きものが現れる。
アルビノは、メラニン色素の生合成に関わる遺伝情報の欠損等の突然変異が原因で発現すると言われる。
では、この自然界で発生した、この「アルビノ」と言われる黄金ナマズの体色は、環境の変化があっても、ずっとそのままの姿なのだろうか?
少々気になってネットで調べていると、ある面白い記事を発見した。
黄金ナマズの今にせまる! – 秋田・男鹿水族館 GAO http://goldnews.jp/photo/tohoku/entry-2304.html
この黄金ナマズの体色変化の明確な理由は、見つかっていないが、やはり環境によって体色が変化しているのは確かだろう。
せっかくの黄金ナマズなのに、普通の体色に戻ってしまうなんて、なんだか勿体ない気がしますね。
にしたく 2014年6月2日
怪魚ハンターの武石さんがアルビノ(黄金)ナマズを何匹か釣り上げてますよね!
警戒心が強くてなかなか、釣り上げるのはとても難しいらしいですが((o( ̄ー ̄)o))
manamazu 2014年6月3日 — 投稿者
にしたく様
いつもコメントありがとうございます(^^)
アルビノが釣れる割合は、一体どのくらいなんでしょうね。
何匹も釣りあげている人は、腕がいいのも当然でしょうが、よほど強運の持ち主だとおもいます。
私は、今まで見たことすらないです(笑)
にしたく 2014年6月4日
アルビノは元々の個体数が少ないのと、目立つので捕食の対象になり易いので生き延びるのがやはり難しいんでしょうねm(__)m
だからかなりのレアケースですよね!!!(笑)
ちなみに武石さんは秋田で釣り上げてるんですが、秋田と福岡の元々の個体数が秋田の方が多いんですかね?(笑)
manamazu 2014年6月4日 — 投稿者
にしたく様
いつもコメントありがとうございます(^^)
アルビノの生存率は、確かに目立ちやすいという事で、極めて低いでしょうね。
それから、ナマズの分布については、以前、「筑紫釣りブログ」の方で書いたんですけど、柳田國男という有名な民俗学者が、重要な記録を残していて、その中には、およそ江戸の終わりくらいから、明治にかけて、今の秋田県地方では文化年間(1804年~1817年)以降にナマズが入ってきたという事が記述されています。
また、津軽地方ではナマズが来たのは明治に入ってからだとも書き残しているらしく、もともとナマズは江戸時代の中期までの間は、西日本にしか生息してていなかったということです。
ただ、現在の福岡と秋田の魚影の違いまでは、どうなんでしょう?
秋田に行ったことないから、よく分からないですね(笑)