2011年になりました。正月の休みの間は、福岡は、ほとんど雪か雨の悪天候に見舞われ、積雪によって、山間や田んぼでは、あちらこちらと銀世界。例年よりもずいぶんと寒い季節になりました。
積雪の為、ナマズを釣りにいくタイミングがつかめません。
ほんとうに、マグレを期待するしかない! と冗談とは言い切れないくらいに、真冬の釣りは厳しい。
釣果もさることながら、寒さで体もかじかみ、心が先に折れてしまう。
しかし、その厳しい状況の中で得られる、一匹の成果は喜びもひとしお。
辛うじて晴天の日があったので、がんばって出撃しました。
久々に、ステテコ履いた(笑)
実は、年末は、雪が降っていたので、近くを選んで宝満川へコイ釣りに行ったが、とにかく風が強すぎて、寒さのあまり短時間でギブアップ。
マジで寒すぎです!!
ナマズをルアーで釣るとなると、更に難しくなる。せっかく釣りに行くからには、何とか釣り上げたい!! 狙うべき場所を考え、釣果的に脈のある農業用貯水池に決めた。
昨年夏に見つけて、70匹以上釣り上げた実績のある自称「なまず池」を頼りに新春の初ナマズを拝みに出かけた。
現地に到着した途端に、雪が降ってきた。筑紫野市内は、山からの吹き下りる風が冷たく、福岡市内に比べて、とにかく雪がよく積もる。帰りの心配をしなければならないくらいに降り出す。
路面凍結は恐ろしい。
あまり時間はない…。
到着してすぐに、水があまり動かず、温度変化のない場所でじっとしていて、北風や北西風を受けにくい場所。この風を避けることのできるナマズのいる場所を探してみた。
ここの池は、ワンド状の地形なので、北岸、風の影響のないポイントが狙い目だと思い、あちこち歩き回らず、ポイントを一本に絞ってキャスト。
ナマズの拠り所となるカバーを中心に、岩、倒木、テトラ、ブッシュ、枯れた水生植物などに付いていると信じて、ただひたすらキャスティングを続けた。
ゆっくりゆっくりと巻きながら…。
水面にモワッとした動き…。なんかいる…。
バフッ!! やっときました。
しかし、その後、鼻はズルズル、体の体調悪化。
ほんとの寝正月…。その代償は大きかった…。