ルアーでポカン釣り


ナマズと言えば、ポカン釣りがよく知られています。その貪欲な性質を利用した「ぽかん釣り」は、その昔、多摩川の中・下流の支流や農業用水路などで,ナマズの生息している水域で行った漁法だと言われています。

 

ぽかん釣りでは小型のカエルを釣り餌として、片足から吊り下げる形で釣り針に通して付け、水面で上下に動かすことでナマズを誘う釣法。

私も昔、実際のカエルを使用してみたことがありますが、水面をポチャンポチャンと叩いていると、勢いよくナマズが食らいつく様を体験して、最初は大変驚きました。
釣りキチ三平でも「ペンペン釣りとポカン釣り」第84話でも紹介してありますが、ナマズは音にとても敏感で、ポカン釣りは、マンガにも描いてある通り、かなりナマズ効果のある釣法であることを子供の頃に知りました。

 

でも、昔と違って今では、無益な殺生をせずに、ルアーというもので生き餌の代用は充分できますから、実際の釣行ではそれを使います。
使用ルアーは、カエルの形をしたタイニーフラッパー。

 

このルアーは、純正のまま使うと、シングルフックという点とフックがウィードレスで上向きの為、フッキング率が極めて低く、食べるのが下手なナマズには、このままでは非常に乗りが悪いという欠点があります。

 

でもバイトの方は、結構あるので使わないのは勿体ない気が…。
そんな理由を解消する為に、少しだけチューニングをこころみてみました

このルアーには、中に金属板があってシングルフックが溶接固定されています。この部分を取り除き、海釣りに使うシンプルな天秤を代わりに使います。

使用する天秤は、余分な部分を切り取ることで、丁度よい寸法になり、ルアーの中にすっきり収まります。

フックは、今回トリプルフックを使用。
サルカンにスプリットリング、そしてフックを付けて完成。


今回のナマズ釣りのポイントは堰下。

堰下に、ルアーを落し、ちょんちょんと音を立てながら、水面に波紋をつくるようにやっていると…

ナマズが近寄ってきて、「バックリ」。1分内で2匹ゲット!

最近思いますが、ポカン釣りというものは、ナマズの性質を上手く利用した、とても利に叶った釣法だと思います。

一点集中でポイントを狙い、ナマズを誘い出すという楽しさがそこにあります。