ナマズが釣れるルアー 其の六

DSCF3146REBEL  Buzz’n Frog  T4 グリーン ブルフロッグ14.0g 6.35cm

 

鯰釣りというのは、身近な川で手軽に楽しめるという面白さから、近年脚光を浴びることになった訳ですが、はじめた人はよくご存知の事のことでしょうが、特にナマズのルアー釣りにおいては、時にフッキングに持ち込む為にずいぶんと骨が折れるケースに出くわすことがあります。

捕食が下手なナマズを釣り上げるのは、思ったより、難しい反面もあることが次第にわかってくる。

 

そんな事から、いかにして上手くフッキングに持ち込めるか、アングラーは、ルアーに様々なチューニングを施しながら工夫を凝らし、万全の体制で事に望むことになる訳ですが、私と同じようにアングラーの中には、数を釣り上げるよりも、むしろ苦心しながら、自分の腕に自信をつけたいが為に敢えてハードルを上げる人もいる。釣れにくいルアーをわざわざ選び苦労の中の一匹に価値を見出すのが、面白い場合もある。

 

「ナマズが釣れるルアー」として、ここでこのルアーを取り上げるのは、これからナマズ釣りをされる方には、いささか気が引けるものだが、そのうち興味が湧いてきたら、ここで紹介するような類のルアーを使ってみられると、その意味合いがきっと分かってくるような気がしている。

 

さて、ルアーには、バズベイトというものがあるが、このバズ(buzz)とは、英語で騒音という意味がある。

通常のバズベイトはプロペラを水面で回し、水をバシャバシャさせると同時にプロペラの金属音を出しながら泳ぎます。

 

そのバズベイト風にアレンジして、ボディの半分がプロペラとなっているユニークな形が、この、レーベル社のバズンフロッグ。

音でアピールするルアーのため、雨が降っているときや、濁りが強いときのように周りの音よりも目立たせたい状況の時に使うと効果的であり、音で広い範囲から引き寄せます。

 

ただ、そうは言っても、純正のままではとにかく乗らない。

 

激しいバイトはある…。でもフッキングしない…

 

この図式が無限ループのように続く。これではストレスが溜まる。居たたまれずフックに独自のチューニングを施し、フック位置の長さの調整を何度も手を加えることによって乗せられるようになった。

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この一匹に価値を見出す!     苦労が報われる瞬間です。

相違工夫の過程の中にもまた、人々を魅了する釣りの面白さがあるような気がします。