考察

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「暑さ寒さも彼岸まで」と世間でも言われる通り、最近では、窓を空けると、朝晩だけはカーテン越しに、ひんやりとした心地よい風が訪れ、ようやく秋へと向かう季節を肌で感じるようになった気がする。

今年は、記録的な猛烈な暑さに伴い、例年に比べ、釣りに出かける機会が極端に減り、アウトドア派から、いきなりインドア派に転身してしまったかのようだ(笑)

例年より、釣行回数が少なくなった分、最近では、あそこも、ここもと、足を運んでいないポイントの情景だけが頭に浮かぶ。

釣行回数は、例年の1/5くらいだろうか…。

今年の猛暑は、暑さばかりではなく、ゲリラ豪雨によって各地に大きな被害を齎した。
この辺りでも河川の護岸が破壊され、大規模な改修工事によって、ナマズたちは、住処を追いやられ、姿を消したところも案外多い。

そんな中でも、行けば十分楽しませてくれる鉄板ポイントもない訳ではないのだが…。

ただ、そんな事よりも、今ごろどうなっているのだろうか…

ずっと足を運んでいない所の環境や、そこに生息するナマズたちの方が、自然と気になってしまう。

 

あそこは、一体どうなっているのだろう…。

 

一年ものご無沙汰が続いたポイント…。

 

いつになく、気になるそのポイントが脳裏を霞む。

気が付けば、ハンドルを切り替えし、当初のルートを変え、目的のポイントへ向かって車を走らせていた。

現地に到着し、土手を登り、川を見渡してみると…

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長いこと来てない間にすっかり、雰囲気が変わっていた。

いつの間にか、河川の至るところに水草がうっそうと茂り、今までとはまったく違う雰囲気に変わっているではないか。

 

 

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やっぱり、何年釣りをやっていても、こういったロケーションには釣り人としは、そそられてしまう。

長いこと、来てないから、釣れるか、釣れないかは正直わからない。

ただ、この雰囲気にどっぷりと浸かるだけでも、ここに来た甲斐がある。

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水草の際に静かにルアーをキャスト。

拡がる波紋が消えるのを待ってから、ルアーに動きを与える。

しばらくすると、

 

 

「モワッ」

 

 

もじりが起こる。

 

 

おっ!

 

いるいる…。

 

 

息を呑みラインをゆっくり巻いていると、ルアーの後ろに、ぴったりとついて来ているのが見て取れる。

ルアーの動きを止めた瞬間!

 

「バフッ!!」

 

 

激しい捕食音を立てて、喰いついてきた。

ウネウネとローリングを繰り返しながら、動き回るこの感触は間違いなくナマズだ!

水草の下に潜り込もうとするところを、パワーで押切り、間髪入れず、一気に抜きあげる。

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自作ルアーは、ナマズが捕食しやすくなるよう、後方部分に鉛を埋め込み、尻尾を沈ませることで、ルアーを斜めに浮かせている。

なぜ、そうしたかというとスイッシャー特有の水面に平行かつスクリュー形状では、バイト時に弾かれてしまうケースを誘発しているように感じたからだ。

なので、ルアーを水面に直立させるまではいかないが、ナマズの口に少しでも近づけるようあえて後方を沈め、斜め角度の体制を取ることで、フッキング効果を狙ってみる。

ペラの売りは、回転によって、水面上に、水しぶきをあげ、波動を起こすしくみだが、この場合は、ペラが水中内でスクリュー回転させる仕様なので、水の中だと、どれだけ波動による集魚効果があるのか正直分からない。

 

ただ、まぁこれが功を奏したかどうかは、定かでないが、フッキング自体は、一発で乗せられたので、集魚効果がどうであれ、ペラがあっても、ルアーの重心を後方に傾ける考え自体は、悪くはなさそうだ。

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面白い!

酔いちくれる程、フッキングに至るまでのシチュエーションを考察し、創意工夫に想いを巡らせるのも、最近では、ほぼインドア派!?  の自分にとっては、楽しいひとときかもしれない(笑)

 

今度は、違うストレス

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一時の暑さが嘘のように涼しくなった。

「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」

世間では、人生訓として、よく知られる諺だけれど、今は、この言葉を見るにつけ、自分を戒め、生きる道に思いを巡らすより、現実的な季節感の方が、心に染みいってしまう。

 

さて昨晩は、家族と夕食を済ませる前に、ほんのちょっとだけ、家内に許可を得てナマズ釣りに出かけた(笑)

土手の上から、川を眺めると、先の大雨の影響で水面には、ゴミやら、枯草やら、たくさん浮いていて、ルアーを投げたら、そりゃあもう、たいそうな大物が釣れそうな雰囲気(笑)

 
今回も、自作ルアーを投入。

たくさんゴミが浮いている中、ナマズが着きそうなピンスポットをリサーチ。

最近、このナマズが着いているであろうポイントがドンピシャでよく当たる。

仕事上でモチベーションが下がっているだけに、釣りという分野において、勘所だけは、異常に冴える(笑)

 

バシュー!!

 

一投目から激しい音を立てて、喰らいついてきた。

 

ルアーに食らいついて反転した拍子に、真っ黒い尾っぽが見てとれる。
いた!! ナマズだ!

 

キャストの度に、何度も反転しながら、ルアーに絡みついてくる。

けれど…

 

どれもフッキングに至らない。

これが実に歯がゆい。

このポイントには、何匹もついてるようだったが、ガッツリ喰いついてくる訳でもなく、しばし、捕食ベタなナマズたちのお遊びに付き合わされる始末。

 

何度も執拗にキャスティングを繰り返し、そして、ようやく待ちに待った、ロッドをしならせる手ごたえが…。

 

サイズ的には、大したものではなかったが、自作ルアーだけに、釣れるとやはり嬉しいもの。

市販品には無い、違う趣がある。

 

もっと、大量に作って行きたいんだけど、仕事が忙しくて、ルアーを作る暇がない…。

 

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そんな感じで、ストレス解消のつもりが

今度は、違うストレスが出で来てしまった…(笑)

Handcraft

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Handcraft :     Popper&Propbait

 

しばらく、ナマズ釣りを休んでいました。

 

なぜなら…。

 

今年は暑過ぎて、外へ出かける気分にならなかったから…。

 

そんな具合でクーラーの効いた部屋、ビール片手に、のんびりハンドメイドのルアーを作っていました(笑)

 

まぁ、大したルアーなんぞは、作れるものではない自己満足の世界だけれども、なんかひとりコツコツと時間も忘れて、趣味に没頭することが何よりも楽しく感じてしまいます。

 

 

今回、久々に作ったルアーは、ポッパーとスイッシャーを組み合わせたもの。

 

後方には、ペラを取り付け、フロント部分にフェザーをつけて、対、ナマズ用に作ってみました。

 

 

もちろん、実釣を兼ねた試作品。

 

 

釣れなければ、釣れるように改良を重ねる、そんな独自の楽しみを追求することが、自作ルアーの醍醐味かもしれません。

 
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8月の後半に入ると、日中の暑さが嘘のように、朝晩は、めっきり涼しくなり、釣りもしやすくなってきました。
 

のんべんだらりと、作っていたルアーも、時期を合わせたかのように、ようやく完成したので、1ケ月ぶりにナマズ釣りに出撃してきました。
 

まぁこんなに長い間、ナマズ釣りに行かなくても、違う楽しみを見つけると案外、どうにでもなるものです。
 

でも悲しいかなビール腹は、以前にも増して大変なことになっていますが…(笑)
 

さて、今回は、ルアーを投げやすい小規模河川を狙いました。


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↑ 65くらい。表層に浮いてたので、鼻っ面に狙いうち。意外にも一発で喰いついてきた。

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↑ これは、ちよっと小ぶりサイズ。

それでも滑り出しとしては、なかなかいい感じ。

 

釣りに行く機会も、めっきり少なくなったけれど、妄想を膨らませながら、ひとり部屋でルアーを弄ってるのも案外楽しいもの。

 

次は、どんなルアーを作るかなぁ…。

 

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