ライギョ

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最近、子供の頃を思い出し再び、雷魚に熱を上げてきた。

日本に生息しているライギョには、3種類あって、カムルチーの他に限られた地域に生息するライヒー(タイワンドジョウ)、コウタイという3種類のライギョが生息しています。

 

釣れるライギョは、すべてカムルチー。日本全国に生息しているほとんどがこの種。

 

 

ちょうど、小生が小・中学生の頃、近くの野池や河川には、あたり前のように生息していて、メーター級のカムルチーなど、そんなに珍しいものでもなかった。

 

あれから、約30年。

 

 

ここ福岡のエリアで雷魚が釣れる場所と言えば、ほんの一握りしか思い浮かばない。

 

というのも、

福岡ライオンズクラブが発足して以来、25年記念事業として、1980年代初頭に、4河川にコイを放流。

(*ライオンズクラブとは社会奉仕を目的とする国際ボランティア団体)

 

この4河川のどこかは、全ては分かりませんが、そのうちひとつ、那珂川だけは記憶に残っている。

 

当時、そのコイの放流を始めたのをきっかけに外来魚の駆除が盛んになった。

 

雷魚が、せっかくライオンズクラブが放流した、このコイの稚魚を食べると新聞に報じたものだから、放流した稚魚を守る為に、市民がいっせいに雷魚駆除に乗り出したのだ。

 

 

 

当時は、付近の河川で、バスが生息している話しなどない。つまり、駆除の対象魚は、すべて雷魚に絞られる。

 

 

 

 

コイやフナを釣りに来ていた人の竿にライギョがかかれば、頭を叩いて、陸地に上げ放置するなどの殺傷処分がはじまる。

 

福岡県下では、市を上げて撲滅キャンペーンを行う役所もあったとか。

 

古くから日本に生息する、コイ、フナ、ドジョウ、オイカワ、タナゴetc…

 

そういった日本古来の魚を守る為に、釣り人の間でもライギョを駆除することが正当な理由として位置づけられる。

河川や野池の釣りの場では、海釣りで釣れる外道のフグと同じような扱いで、雷魚を陸に打ち上げるそういった光景が日常茶飯事となった。

 

小生、生まれも育ちも福岡。長年この福岡に住んでいますが、他県に比べて、ライギョの個体数は軒並み少ないと思っています。

 

特に、福岡市近郊の河川に個体数が極端に少ないのは、恐らく当時の影響が大きく関係しているのではないか。

 

 

そう感じています。

 

 

食物連鎖の頂点に立つ、ライギョが、どんな河川でも、普通に釣れるようになると、恐らくその地域の生態系は壊れているだろう。

 

結局のところ

 

すべての魚たちの共存を考えるとなると、個体数が少ない、人の手によって無益な殺生も行われていない今が、一番バランスが取れている時なのかもしれません。

 

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