最近、仕事仲間の友人と、水辺の昆虫について話す機会がありました。
そういえば、私が子供の頃は、近くの湿地帯に、ミズカマキリやタガメ、ゲンゴロウ、タイコウチなどの水中昆虫が生息していて、学校帰りに寄り道して遊んだ記憶があります。
雨が降って、しばらくの間、水たまりのような状態が続き、そのうち水草なんかがどんどん生えてきて、そこに自然と生き物たちが棲むようになっていました。
今でいう広い意味でのビオトープです。
アミですくって水槽に飼っていたこともありました。
しかし最近では、そういった水中昆虫を見かけることもめっきり無くなりました。
それもその筈。 調べてみると、タガメなどは、絶滅危惧II類に分類されているようです。都府県によっては絶滅危惧I類、もしくは既に絶滅種に指定している自治体もあるとか。
ネットで見ると、ペットショップで販売されているようですけど、値段はペアで4000円以上もするんですね。ホントびっくりです。
もともとタガメなどの水中昆虫は、水田や水草が豊富な止水域に生息する生き物。
最近では、農薬の普及や護岸などの環境破壊によって近年その数を急激に減らし、きれいな水質と餌が豊富な環境で無いと生息が難しいため、水辺の自然度を測る時の指標になる種と言えるのだそうです。
それなら今度、大自然に触れながら、水中昆虫を捕ろうじゃないか!
と、おっさん同士で盛り上がり、なんかそんな話しに(笑)
まぁ、家内には、大の大人たちが、昆虫を捕りに行く! って言うのもの何だか気が引けますが、それもご愛嬌。
童心にかえり、ガサガサやるのも、いつもの釣りとはまた違う趣がありそうです。
とはいうものの、一体、どのあたりに生息しているのやら…。
取りあえず、思い浮かぶのが水田。
夏休みのいい思い出を作るために、おっさんたちは頑張ります(笑)