仕事が終わってからの趣味の時間というのは、とても楽しいけれど、仕事でのストレスや疲労が溜まりすぎると、頭内では、アドレナリンが大放出されながらも、体が着いてこないというアンバランスな感覚を体で感じ始める。
楽しいけれど、眠たい。楽しいけれど、きつい…。
アラフォーを過ぎた頃、私のように、そんな感覚を感じる人は大勢いる筈。世の男性陣は、平日は仕事という名の戦場へ出かけてゆき、休日は、家族サービスをこなしながら、僅かな時間を使って自分の趣味に没頭する。
しかしながら、仕事と家族サービスを両立させながら、自分の趣味に没頭することは、思ったよりなかなか難しい。休みの日くらいは、ゆっくり休養しないと、次の日に戦えないという現実が自分自身にブレーキをかけるからだ。
思いどおりに行かないような出来事がおきたり、メンタル面において、いろんな負荷がかかる。今は、そんなご時世なのです。
釣りに行きたいけれど、キツイ。それを突き動かすほどの、強い欲求を生み出すことが出来る人は、よほど釣りが好きな人。まさに「釣りキチ」の称号を与えられる、ふさわしい人だと言えます。
さて、小生もそんな社会のストレスや疲労感を多少なりとも覚えつつ、同時に快感を伴うものを探し求め、ようやく、自作ルアーの制作という本題に入りました。
今、制作しているルアーは、トップウォーター。どのタイプのルアーがいいのか、ナマズを釣り上げることだけに焦点を当てて、いろいろ妄想しています。
昔から不器用な人間なので、ひとつのことしか出来ない性格。ルアーが完成するまでの間は、釣りへは行けそうにないので、しばらくは「筑紫釣りブログ」で、紹介しきれなかった、市販のアンダーウォーター系ルアーの紹介をしたいと思います。
GT-BIOメタルルアー
最初に見た瞬間に、あっ! これ結構かっこいいんじゃん! それが正直な感想。
ナマズ釣りにおいて、メタル系で狙うとしたら、スプーンが定番。
昔の釣りの専門書といったら、スプーンしか掲載してなかった時代もあったくらいですから(笑)
だから、メタルバイブでナマズを狙うという図式は、なかなか思い浮かばないと思います。
このルアーの特徴は、ラメ入りエポキシ樹脂塗装によるフラッシングと長いノーズを使ったリアクションバイトの釣りがウリ。
浅瀬では、使えませんが、そこそこ水深がある場所においては、ヘドンのソナーと同じタイプで同じ使い方が可能です。
ヘドン・ソナーの最大の特徴は背中にある3つの穴です。このルアーにも同様に3つの穴があり、この穴は、AC/DCシステムと言われています。
ACはアクションコントロール。DCはデプスコントロールの略。ラインを結ぶ位置を変えることによってアクション、水深を換えることができます。
結ぶ位置が後ろに下がるほど動きはワイドになり、浮き上がりも早くなります。
ルアーに内包されるアクションと深場コントロールを可能にするので、オールレンジ攻略が可能なルアーであることが最大の特長です。
メタル系ルアーは、ロッドアクションによって不規則な動きを生み出すことから、ルアーの動きを見切っているスレ鯰に対しては、大きなポテンシャルを秘めています。