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自然への畏怖

 

九州を襲った大雨。

洪水による被害…。

 

TVを付ければ、川が溢れ、凄まじい勢いで、民家や車を根こそぎさらっていく映像がリアルタイムで流れていた。

 

実際、自然災害の恐ろしさをまじかに見る者にとっては、恐怖を感じるほどだった。

一瞬のうちに、たくさんの犠牲者を出した。

まさか…こんなことになるなんて…。誰もが言葉を失う。

日頃、釣り歩いたあの穏やかな川も豹変し、荒れ狂った川は、容赦なく何もかも押し流していく。

諸行無常…。この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはない。

 

大昔から自然というものには、人智を超えた畏怖(いふ)すべきもの、恐れうべきものというものが歴然と存在していると伝えられていた。

農耕民族だった私たちの祖先は、この自覚とともに,人間の力を超えたものを素直に感じとる心が深まり,これに対する畏敬の念が芽生えていたのだろう。

 

現代、いかに科学が発展し自然に挑戦し、自然をねじ伏せようとしても 、芥子粒のような存在である私たち人間は、自然からいとも簡単に生存を脅かされるということを、災害を通して何度も再認識させられる。

 

天は、災害を通して、とかく独善的になりやすい人間の心を反省させ,生きとし生けるものに対する感謝と尊敬の心を生み出していくことを語りかけていたに違いない。

 

自然に対する畏怖の感情を思い起こす

 

地震、水害などの天変地異…。

こんな時代だからこそ、遠い祖先が子や孫に語りついで来たものを継承していかなければいけない、そんな気が致します。